「ポツポツと黒ずみが目立ついちご鼻...気になるしどうにかしたい!」と考えている方は、多いのではないでしょうか。
いちご鼻って鏡を見るたびに気になりますよね。
毛穴の汚れを落とそうと何度も洗顔したり、つい指で毛穴に詰まった角栓を押し出そうと触ってしまったりしがちです。
しかし、洗顔のしすぎは逆に乾燥を招いたり、指で無理やり角栓を押しだすと毛穴が広がってさらに”いちご鼻”が目立ってしまう可能性も・・・。
そんな悩みのタネの”いちご鼻”ですが、実は普段の洗顔方法を見直すことで、目立ちにくくしていくことが期待できます。
今回は、”いちご鼻”をお手入れするための洗顔方法とスペシャルケアについてご紹介します。
1.いちご鼻ができる原因
なぜ”いちご鼻”は目立ってしまうのか、まずは”いちご鼻”の原因について理解しましょう。
いちご鼻の主な原因は毛穴に詰まった角栓が酸化し、黒ずんで見えてしまうことです。
毛穴から出る過剰な皮脂と古い角質などが混ざり合って、毛穴に詰まると角栓になります。
この角栓が毛穴に詰まったまま、空気に触れて酸化すると黒ずみが目立つようになり、いちご鼻になります。
そのため、”いちご鼻”のお手入れは、洗顔時に角栓の元となる余分な皮脂や古い角質などをきちんと洗い落とすことが大切です。
2.いちご鼻をお手入れする洗顔方法
洗顔方法が間違っていると、肌の汚れや角栓汚れ、毛穴詰まりなどを洗い残してしまう可能性があります。
洗い残してしまった汚れは、黒ずみ毛穴が目立つ”いちご鼻”の原因になりやすいです。
そんな事態をさけるためにも、押さえてほしい洗顔のポイントは4つです。
毎日おこなう洗顔方法を見直して、気になる”いちご鼻”をお手入れしましょう。
2-1.ゴシゴシと強く擦らない
洗顔時に肌をゴシゴシと強く擦って、角栓汚れや鼻の黒ずみを無理に落とそうとするのは控えましょう。
ゴシゴシ洗いは、肌に摩擦による負担をかけやすく、肌を守ろうとして皮膚がゴワゴワと硬くなってしまう可能性があります。
硬くなった皮膚は毛穴が詰まりやすくなり、さらに角栓や黒ずみが目立ちやすくなり、悪循環になる場合があります。
肌はゴシゴシと擦るのではなく、しっかりと泡立てた洗顔料を指の腹を使って優しく転がすように洗うことを意識しましょう。
2-2.1日に何度も洗顔しない
洗顔は朝晩の2回おこなえば、十分だと言われています。
黒ずみが気になるからといって1日に何度も洗顔をすると、洗いすぎにより肌に必要な皮脂や水分まで奪い、乾燥しやすくなってしまいます。
また、肌にとって必要な皮脂や水分まで洗い落としてしまうと、失った皮脂を補おうとさらに皮脂が過剰に出て毛穴に詰まり、黒ずみができる原因になる場合もあるのです。
どうしてもテカリなどが気になる場合には、あぶらとり紙で余分な皮脂を取ることをおすすめします。
2-3.熱いお湯で洗わない
洗顔の時に使うお湯が熱すぎると、肌にとって必要な皮脂まで一緒に洗い落としてしまい、乾燥を招く可能性があります。
毛穴から余分な皮脂が浮き出すお湯の温度は、大体30~32度くらいだと言われています。
そのため洗顔をするときには熱すぎるお湯ではなく、人肌程度のぬるま湯で洗うようにしましょう。
2-4.メイクをきちんと落とす
メイクを落とさずに寝てしまうと、メイク汚れが皮脂や角質と混ざり合って毛穴に詰まり、いちご鼻の原因となる可能性が高いです。
メイクをきちんと落とさないと乾燥して、余分な皮脂が出やすくなるとも言われています。
肌を清潔に保つためにも、クレンジングを忘れずにおこない、必ずメイクを落としてから寝るようにしましょう。
クレンジング方法について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
>>「クレンジングを味方にして潤い肌を!種類別の特徴と使い方・選び方とは」
3.いちご鼻におすすめのスペシャル洗顔ケア
いちご鼻の原因となる毛穴の汚れや角栓汚れを落とすためには、スペシャルケアを取り入れるのもおすすめです。
ここでは2つのスペシャル洗顔ケアをご紹介します。
3-1.蒸しタオル洗顔
蒸しタオル洗顔は、洗顔前に蒸しタオルを黒ずみが気になる鼻部分に当てて温める洗顔方法です。
洗顔前に蒸しタオルを使って温めることで肌を柔らかくし、いちご鼻の原因である毛穴の汚れや角栓を洗い落としやすくしてくれます。
特別な道具も必要なく、日ごろの洗顔にひと手間加えるだけなので、一度試してみてはいかがでしょうか。
蒸しタオル洗顔について、詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
≫蒸しタオル洗顔には魅力がいっぱい!その方法と秘密を大公開!
3-2.ピーリング洗顔
ピーリング洗顔とは、普段の洗顔では落ちにくい肌に蓄積した古い角質などを洗い落とす、ピーリング洗顔料を使った洗顔方法です。
ピーリング洗顔は肌を柔らげて、いちご鼻の原因である古くなった角質や余分な皮脂を洗い落としやすくすることが期待できます。
ただし、使用方法や頻度を守らずに、過剰にやりすぎると肌に負担をかけてしまうことがあります。
そのため、まずは週に1回程度のスペシャルケアとして取り入れることをおすすめします。
ピーリング洗顔について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
≫自宅でピーリング洗顔!毛穴汚れやくすみをやわらげ憧れのツヤ肌へ
3-3.炭酸洗顔
炭酸洗顔は、市販の炭酸水を使った洗顔方法です。
炭酸にはタンパク質に吸着する性質があると言われています。
そのため、“いちご鼻”の元となる主にタンパク質で構成された角栓汚れや古い角質などを洗い落としやすくしてくれることを期待できます。
洗顔前に市販の炭酸水に顔を浸けたり、炭酸水を使って手持ちの洗顔料を泡立てたりするなど、普段の洗顔にひと手間かけるだけで簡単に試せるのでおすすめです。
炭酸洗顔のやり方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
>>「炭酸洗顔の3つの魅力|スキンケアに取り入れてハリツヤ肌を目指す」
また、「炭酸洗顔を試してみたいけど面倒だな」という方にはこちらの洗顔料もおすすめです。
肌ナチュールは“いちご鼻”が気になる方におすすめの洗顔料です。
炭酸泡がワンプッシュで出てくる泡立て不要タイプの洗顔料なので、簡単に使えて忙しい朝の時間や泡立てるのが苦手な方にもぴったりです。
ふわふわの炭酸泡で肌を包みこむように洗顔できるので、ゴシゴシ洗いによる肌への摩擦も軽減できます。
また、炭酸はタンパク質に吸着する性質があると言われており、主にタンパク質でできている古い角質や角栓汚れなどを浮かせて洗い落としやすくしてくれます。
肌をなめらかに整えてくれるので、洗顔後の化粧水や美容液がスッと角質層のすみずみまで浸透するような心地よさと潤いを感じられるでしょう。
さらにコラーゲンやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分が含まれているので、もっちりした洗い上がりで思わず触りたくなります。
肌に必要な皮脂や潤いは落としすぎず、“いちご鼻”の元となる汚れは洗い落として肌を清潔に保つことができるので、おすすめの洗顔料です。
4.控えてほしい!いちご鼻のNGお手入れ
普段やってしまいがちな行動ですが、控えてほしい“いちご鼻”のお手入れ方法について紹介します。
ついやってしまっているなと心当たりのある方は控えるように気を付けましょう。
4-1.過剰に毛穴パックをやりすぎる
毛穴パックは使用頻度を守らなかったり、使用時間を守らずに長時間毛穴パックを貼ったりしていると肌に負担がかかりやすいです。
毛穴パックをおこなうときには、記載されている使用頻度や時間を守り、パック後はしっかりと保湿をするように心がけましょう。
4-2.ピンセットや指先で角栓を押し出す
角栓を無理に押し出そうとすると、ピンセットや爪が当たり、毛穴周りの皮膚に負担をかけてしまう場合があります。
肌に負担をかけると、肌が自らを守ろうとして厚くて硬い皮膚になりやすいです。
厚く硬くなった皮膚は毛穴が詰まりやすくなるので、“いちご鼻”の原因になる可能性もあります。
気になる角栓をピンセットで取り除いたり、指で無理やり押し出したりするのは控えるようにしましょう。
5.まとめ
“いちご鼻”は、古い角質や余分な皮脂、メイクの汚れなどが混ざり合ってできた角栓が、酸化して黒ずみとなって目立っている状態です。
そのため、“いちご鼻”でお悩みの方は、洗顔で古い角質や余分な皮脂などの肌の汚れをきちんと落とすことが大切です。
“いちご鼻”で悩んでいる方は多いかと思いますが、これらは決してお手入れ方法がないものではありません。
時間はかかるかもしれませんが、焦らずに毎日の洗顔で汚れを落とし、しっかりと保湿をすることを心がけましょう。
こちらの記事は2017年2月9日時点での情報となります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。