肌が乾燥していると、メイクのノリも悪くなってテンションも下がりますよね。
とくにエアコンが効いた部屋や秋冬の季節など、空気が乾燥していると肌も乾燥しやすくなります。
今回は肌が乾燥したときのお手入れ方法と保湿アイテムを選ぶポイントなどをご紹介します。
1.乾燥肌とは?
乾燥肌とは肌内部の水分が不足することにより、肌が乾燥してカサついて白く粉をふいたり、ゴワゴワと肌が硬くなる状態です。
健康な肌の角質層には約20%の水分があるといわれており、この20%よりも水分が少なくなると乾燥肌と呼ばれる状態になります。
これは私たちの肌に存在する潤いを守る保湿物質が不足したり、水分を保持する役割を果たせなくなったりすると起こります。
保湿物質の中でも、とくに重要視されているのが水分の蒸発を防ぐ役割を持つ「角質細胞脂質」と呼ばれる保湿物質です。
角質細胞脂質はさまざまな種類の保湿物質が混ざって構成され、「セラミド」という保湿物質は全体の約40%という多くの割合を占めています。
参考:小林製薬
しかし、加齢によってセラミドなどの保湿物質の生成量は、減少するといわれています。
そのため、肌は年齢を重ねるにつれて乾燥しやすくなりがちです。
また、角質層の水分が不足して乾燥肌の状態が続くと、肌はゴワゴワと硬くなります。
これは角質層が肌を守ろうとして角質層が重なり、厚くなるからです。
角質層には紫外線や摩擦などの外的刺激から肌を守る働きがあるのですが、乾燥肌の状態だとその役割を十分に果たせなくなってしまいます。
すると、肌はその働きをカバーするために角質層を厚くするのです。
厚くなった肌はゴワゴワと柔軟性を失い、さらに乾燥しやすい状態になってしまいます。
肌が乾燥した状態が続くと、このような悪循環に陥りやすくなり、ニキビや乾燥によるくすみなどさまざまな肌荒れの原因にもつながります。
2.肌が乾燥しているときの保湿アイテムの選び方
肌の乾燥が気になるときの保湿アイテム選びのポイントは3つです。
きちんと保湿して肌の潤いを感じられる自分に合ったアイテムを、正しく選んで使いましょう。
2-1.セラミド配合の化粧品を選ぶ
セラミドとは私たちの肌に存在する保湿成分で肌なじみがよく、潤いを実感しやすいといわれています。
そのため、乾燥が気になるときには保湿成分セラミドが配合されているかチェックすることをおすすめします。
成分をチェックするときのポイントとしては、「セラミド1」「セラミド2」のように「セラミド+数字」の表記、もしくは「セラミドEOP」「セラミドNS」のように「セラミド+アルファベット」の表示がされているかどうかです。
なぜなら、数字やアルファベットが後ろに記載されているものは「ヒト型セラミド」と呼ばれるセラミドだからです。
セラミドにはいくつかの種類があり、なかでもヒト型セラミドは、私たちの肌に存在しているセラミドと構造が似ています。
そのためヒト型セラミドは肌になじみやすく、保水力に優れているといわれており、乾燥が気になるときにはおすすめの成分です。
とくに「セラミド1、2、3(セラミドEOP・NS・NP)」は重要だと言われているので、配合されているか確認すると良いでしょう。
2-2.保湿成分が配合されているか確認する
保湿アイテムを選ぶポイントは、保湿成分がきちんと配合されているか全成分表示を見て確認することです。
パッケージなどのイメージだけで選ぶと、意外と保湿成分が少なかったりする場合もあります。
そのため、きちんと化粧品によるうるおいを実感するためにも、下記の代表的な保湿成分を参考にしながら、全成分表示を確認するようにしましょう。
《代表的な保湿成分》
・セラミド(表示例:セラミド+数字、又はセラミド+アルファベット)
・プロテオグリカン(表示例:水溶性プロテオグリカン)
・ヒアルロン酸(表示例:加水分解ヒアルロン酸・ヒアルロン酸Na)
・エラスチン(表示例:加水分解エラスチン)
・コラーゲン(表示例:加水分解コラーゲン・水溶性コラーゲン)
・グリセリン
・アミノ酸(表示例:アルギニン・グリシン・グルタミン酸・リシン)
2-3.全成分表示の順番を確認する
化粧品には、成分配合量が多いものから順番に表示するというルールがあります。
1%以下の成分は順不同での表示になりますが、成分配合量の割合がどのくらいなのか確認する目安となります。
そのため、全成分表示をチェックし、保湿成分が表示されている順番を確認するのがおすすめです。
2-4.美容液を使う
肌の乾燥が気になるときには、美容液を使って保湿することをおすすめします。
美容液の役割は「肌に有用成分を与えること」です。
美容液には、保湿成分などの有用成分を凝縮して配合しやすいと言われています。
また、保湿成分セラミドは油溶性なので、油分を含んだ美容液に配合しやすいです。
そのため、肌の乾燥が気になるときには、セラミドなどの保湿成分が配合された美容液を使って保湿をすることをおすすめします。
<miarii編集部 おすすめ保湿アイテム>
miarii編集部おすすめの保湿アイテム・炭酸美容液をご紹介します。
■肌ナチュール炭酸美容液
>>肌ナチュール炭酸美容液
公式HPはこちら
定期購入初回価格1980円
肌ナチュール炭酸美容液は、高濃度炭酸が配合された保湿美容液です。
シュワシュワの炭酸泡が出てくるのが特徴的で、炭酸泡を指の腹で優しく全体になじませ両手で包み込むようにハンドプレスをしてください。
すると、美容成分が角質層のすみずみまで浸透し、肌が手に吸い付いてくる感覚があり、モチモチの肌が心地良く、うるおいを実感できます。
セラミド1、3、6Ⅱやヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの保湿成分がたっぷりと配合されており、乾いた肌に潤いとハリを与えてくれます。
さらに炭酸が乾燥や古い角質などによってゴワゴワと硬くなった肌をやわらげ、なめらかな肌へと導いてくれるでしょう。
角質導入美容液と化粧水、保湿美容液という3つの魅力が1本に詰まっているので、乾燥肌にお悩みの方にぜひおすすめしたい保湿美容液です。
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3.肌の乾燥を防ぐスキンケア
こちらでは、肌の乾燥を防ぐスキンケアのポイントやスペシャルケア方法などを紹介します。
3-1.正しいクレンジング・洗顔方法
クレンジング・洗顔方法が間違っていると、肌が乾燥する原因となりかねません。
この機会にクレンジングと洗顔方法が間違っていないか確認してみてください。
①事前に手を洗う
クレンジング・洗顔の前には必ず手を洗い、清潔にしましょう。
手を洗わずに汚れたまま、クレンジングや洗顔をおこなうと、クレンジング料や洗顔料が上手く泡立たなくなってしまいます。
さらに手に雑菌がついたまま顔に触れることになるので、ニキビや黒ずみなどの肌悩みの原因となる可能性もあります。
クレンジング・洗顔をおこなうときには、必ずハンドソープや石鹸などできちんと手を洗うように意識しましょう。
②使用量を守る
クレンジング料や洗顔料は使用量が少ないと、汚れとなじませるときにクッションの役割を果たせず、摩擦が生じて肌に負担をかけてしまいます。
また、きちんと汚れを落とす役割を果たせずに、汚れが肌に残ってしまう場合もあります。
クレンジングや洗顔をおこなうときには、パッケージなどに記載されている使用量を必ず守るようにしましょう。
③指先で優しくなじませる
クレンジング料や洗顔料をなじませるときに肌をゴシゴシと強くこすらないように気をつけましょう。
汚れを落とそうとして肌をゴシゴシと強くこすると摩擦が生じて、乾燥などさまざまな肌荒れにつながる可能性があります。
肌に触れるときにはゴシゴシと強くこするのではなく、指先で優しくなじませるように意識することが大切です。
④ぬるま湯ですすぐ
クレンジングや洗顔のときに熱いお湯で顔をすすぐと、肌にとって必要な水分や油分なども一緒に洗い流してしまう可能性があります。
クレンジングや洗顔のときには、触ってぬるいなと感じる程度のぬるま湯(30~32度程度)ですすぐのが、肌の乾燥を防ぐポイントです。
<miarii編集部 おすすめクレンジング>
■肌ナチュール 炭酸ホットクレンジング
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miarii特別価格で販売実施中
肌ナチュール炭酸ホットクレンジングは高濃度の炭酸を溶け込ませ、温感作用のあるホットクレンジングです。
肌ナチュールは、肌になじませると炭酸の泡が美容液状にとろけて、まるで美容液で洗ったようなしっとりとした洗い上がりを楽しめます。
メイク汚れはもちろん、タンパク質に吸着するという炭酸の性質を活かして化粧水や美容液が角質層へ浸透するのを妨げる古い角質などの汚れも洗い落とせます。
さらに炭酸をサポートする温感作用により、乾燥した肌をじんわりと温めてやわらげてくれます。
そのため、クレンジング後の化粧水や美容液が角質層のすみずみまで浸透し、潤いを実感しやすいなめらかな柔肌へと整えてくれます。
また、乾燥肌は、摩擦による肌への負担に敏感です。
肌ナチュールは、そんな肌への摩擦による負担を減らしながら、汚れをしっかりと洗い落とせるので乾燥にお悩みの方におすすめです。
さらにダブル洗顔不要(※)なので肌に触れる回数を減らすことができ、摩擦による乾燥を防ぐことが期待できます。
吸着型ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分などもたっぷりと配合されており、洗い上がりの乾燥によるツッパリを防ぎ、しっとりとした潤い肌を実感できるでしょう。
そして肌ナチュールのホットクレンジングは、マツエクをつけている方でも使えるのもうれしい魅力のひとつです。
肌の乾燥が気になる方にぜひ一度試してみてください。
※自社従来品:ジェルクレンジングとの比較
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3-2.紫外線対策をしっかりとする
肌は紫外線があたると、肌内部の水分を保持する役割を十分に果たせなくなり、乾燥しやすくなります。
そのため、紫外線対策は1年中季節を問わずにしっかりとおこないましょう。
日焼け止めを塗ると乾燥しやすくなるので気になるという方には、紫外線をカットしながらうるおいを与えてくれる、UVカット入りの乳液がおすすめです。
また、紫外線は屋内に居ても窓から入ってきて、肌に影響を与えます。
そのため外出をしない日でも、UVカット入りの乳液やパウダーファンデーションを使って紫外線対策をするように意識することが大切です。
3-3.保湿パックは時間を守って使う
保湿パックは、きちんと使用時間を守って使うことがうるおいを実感するためのポイントです。
乾燥が気になるとき、私たちの強い味方になってくれる保湿パックですが、使用時間を守らずに長時間肌にのせていると、逆に乾燥を招く可能性があります。
必ず、メーカーが推奨している使用時間を守って使いましょう。
また、保湿パックはスペシャルケアとしてではなく、週に2回程度を目安に定期的にスキンケアに取り入れるのがおすすめです。
定期的に保湿パックを使うことで、肌の乾燥を防ぎながらうるおいをキープすることができるでしょう。
3-4.蒸しタオルで肌を温める
蒸しタオルで肌を温め、乾燥によってゴワゴワと硬くなった肌をやわらげましょう。
洗顔後に電子レンジで温めて作った蒸しタオルを肌にやさしくあてると、肌がやわらかくなります。
すると、その後の化粧水や美容液などが角質層にしっかりと浸透して、スキンケアによるうるおいやハリを実感しやすくなるのでおすすめです。
蒸しタオル洗顔の詳しいやり方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
>>「蒸しタオル洗顔には魅力がいっぱい!その方法と秘密を大公開!」
3-5.肌の乾燥がひどいときはクリームのみ
肌の乾燥がひどく、化粧水がしみたり、かゆみを感じる場合には、低刺激性のクリームやワセリンのみを塗るようにしましょう。
肌が荒れているときには、クリームで水分の蒸発を防ぎ、しばらく様子見をしてみてください。
ただし、あまりにも乾燥がひどい場合には、皮膚科を受診することをおすすめします。
4.乾燥肌の方におすすめ!メイクのポイント
カサカサとした乾燥肌のときってメイクノリも悪くなって、カサついた肌が余計に目立ってしまうような気がしますよね。
こちらでは、乾燥が気になるときのメイク方法のポイントを2つ紹介するので、ぜひ試してみてください。
4-1.パウダーファンデーションを使う
乾燥が気になるときほど、パウダーファンデーションを敬遠して、リキッドやクリームタイプを使ってしまいがちかもしれません。
たしかにパウダーファンデーションは、皮脂や水分を吸収しやすいですが、きちんと美容液などで保湿をしていれば乾燥を防げます。
また、リキッドやクリームタイプのファンデーションは、パウダータイプと比べて密着度が高く、クレンジングのときに落としにくいです。
そのため、乾燥が気になるときには肌への負担を減らすためにも、パウダーファンデーションをおすすめします。
4-2.日中は美容液で保湿する
日中紫外線やエアコンなどにより、肌が乾燥したときには美容液を使って保湿することをおすすめします。
美容液を少量出して、乾燥が気になる部分をやさしく押さえるようにつけると、美容液の油分とファンデーションがなじみ、こすらなければメイクも崩れません。
肌が乾燥したときのために、ポーチの中にお気に入りの美容液を1つ入れて持ち歩くと便利です。
5.まとめ
肌が乾燥しているときには、うるおいを与える保湿アイテムを正しく選んで使うことや、毎日のスキンケアの中で乾燥を防ぐために意識することが大切です。
うるおいに満ちたツヤ肌を目指すためにも、正しいスキンケア方法を身につけて、丁寧にお手入れをしましょう!
この記事は2016年10月26日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。