肌が乾燥すると、メイクのノリは悪くなるし、カサカサとした肌も目立ってしまってテンションも下がりますよね。
乾燥は、ニキビや毛穴の詰まりなどさまざまな肌荒れの原因となります。
乾燥による肌荒れを防ぐためにも、正しいスキンケア方法できちんとお手入れをしましょう!
目次
1.肌が乾燥するのはなぜ?原因は?
肌が乾燥しているいわゆる「乾燥肌」とは、肌内部の水分が不足し、肌が乾燥してカサカサとしたり、ゴワゴワと肌が硬くなったりする状態です。
私たちの肌に存在している肌の潤いを守る保湿物質が不足したり、水分を保持する役割を果たせなくなったりすると、乾燥しやすくなります。
保湿物質の中でもとくに重要視されているのが、角質細胞脂質と呼ばれる水分の蒸発を防ぐ役割を担う物質です。
いろいろな種類の保湿物質が混ざって角質細胞脂質は構成されているのですが、そのなかでも約40%を占める「セラミド」は保湿をするときに重要視されます。
セラミドを始めとする保湿物質の生成量は年齢とともに減少していくので、肌は乾燥しやすくなると言われています。
また、肌は角質層の水分が不足して乾燥肌の状態が続くと、ゴワゴワと硬くなります。
これは角質層が肌を守るために厚くなるからです。
角質層には紫外線や摩擦などの外的刺激から肌を守る働きがあるのですが、乾燥肌の状態だとその役割をきちんと果たせなくなってしまいます。
その働きを補うために肌は角質層をさらに厚くして外的刺激から自らを守ろうとし、ゴワゴワとした硬くなった乾燥肌の状態になってしまうのです。
乾燥状態が続くとこのような悪循環になりやすいので、さまざまな肌荒れなどの原因にもつながりやすくなります。
2.肌が乾燥するとどんな肌荒れの原因に?
肌が乾燥するとさまざまな肌荒れの主な原因となる可能性があります。
2-1.毛穴の黒ずみ
肌が乾燥していると毛穴に角栓が詰まりやすくなり、毛穴の黒ずみなどの主な原因となります。
肌は乾燥すると角質層の水分を守ろうとして、古い角質が肌表面にたまりやすくなります。
そして乾燥状態の肌は油分が足りないと思い、その油分を補うために余分な皮脂を分泌します。
すると、肌表面に溜まった古い角質と余分な皮脂が混ざって角栓となり、毛穴に詰まりやすくなるのです。
毛穴に詰まった角栓は空気に触れて酸化すると黒ずんで見えるようになり、毛穴の黒ずみという肌荒れのひとつとなってしまいます。
2-2.ニキビ
肌は乾燥すると「インナードライ」といって乾燥肌の状態であるにも関わらず、肌がベタつき、表面上はオイリー肌に見えることがあります。
これは乾燥によって肌内部の水分と油分のバランスが崩れ、足りなくなった水分を守ろうと乾燥を防ぐために、余分な皮脂が分泌されることで起こります。
乾燥肌は古い角質が溜まりやすく、その古い角質によって毛穴の出口を塞いでしまうことがあります。
すると、毛穴の中に余分な皮脂などが溜まり、アクネ菌が繁殖して「白ニキビ」と呼ばれるプクッと膨らんだ白いニキビが出来てしまいます。
2-3.乾燥によるくすみ
肌は乾燥状態が続くと、「1.肌が乾燥するのはなぜ?原因は?」の章で前述したとおり、外的刺激から自らを守ろうとして角質層を厚くし、ゴワゴワとした硬くなった状態になってしまいます。
すると「角質肥厚(かくしつひこう)」と呼ばれる状態となり、乾燥によって肌がグレーっぽくくすんでみえます。
とくに寒さによって血行が悪くなりがちになる、冬に起こりやすいと言われています。
3.乾燥による肌荒れを防ぐための保湿アイテムの選び方
肌が乾燥しているにも関わらず、「2-2.ニキビ」の章で前述した「インナードライ」の状態になると自分はオイリー肌だと思い、ベタつくのを避けるために化粧水だけで終わらせるなど保湿を怠る方もいるかもしれません。
しかし、保湿を怠ると肌はさらに乾燥し、その乾燥を防ぐために余計な油分が出てきて肌がベタつくという悪循環になりかねません。
肌をすこやかに保つためのスキンケアでは、保湿は基本です。
化粧水や美容液、クリームなどのスキンケアアイテムを使ってしっかりと保湿をする習慣を身に着けるようにしましょう。
3-1.セラミド配合の化粧品を選ぶ
肌にうるおいを与えてくれる保湿成分セラミドが配合されている化粧品をおすすめします。
セラミドは肌に存在する保湿物質の中で占める割合が高く、肌なじみが良いので潤いを実感しやすいと言われています。
セラミドには水分を挟み込んでキープするという性質があり、乾燥が気になるときにはぜひ取り入れたい保湿成分です。
セラミドといってもいくつかの種類があり、なかでもおすすめなのが「ヒト型セラミド」と呼ばれものです。
「ヒト型セラミド」は、私たちの肌に存在するセラミドと100%同じ構造で合成したものと言われており、より潤いを実感しやすいとされています。
化粧品の成分表示では、「セラミド+数字(例:セラミド1)」、もしくは「セラミド+アルファベット(例:セラミドEOP)」と表示があるものが「ヒト型セラミド」です。
私たちの肌には約6種類のセラミドが存在していると言われ、なかでもセラミド1・2・3(EOP・NS・NP)が重要だと言われています。
肌に存在するセラミドの中でも「セラミド2(NS)」が、全体の約21%と一番多くの割合を占めており、保水性にも優れています。
化粧品を選ぶ際には保水性に優れるセラミド、そのなかでもヒト型セラミドが配合されているかを確認することがポイントです。
3-2.成分を確認する
保湿アイテムを選ぶポイントは、保湿成分がきちんと配合されているか成分表記を見て確認することです。
パッケージや化粧品の名前などのイメージだけで選ぶと、意外と保湿成分があまり配合されていない場合もあります。
とくにコラーゲン、ヒアルロン酸、アミノ酸などは私たちの肌に存在する保湿物質なので肌なじみが良く、潤いを実感しやすいと言われています。
化粧品を選ぶ際に迷ったときには効果的に保湿をおこなうためにも、下記の代表的な保湿成分を参考にしながら、成分表記を確認することをおすすめします。
また、どうしてもニキビがあってベタつくのが気になるという方は、油分を控えた化粧品を選んで保湿すると良いでしょう。
《代表的な保湿成分》
・セラミド(表示例:セラミド+数字、又はセラミド+アルファベット)
・ヒアルロン酸(表示例:加水分解ヒアルロン酸・ヒアルロン酸Na)
・エラスチン(表示例:加水分解エラスチン)
・コラーゲン(表示例:加水分解コラーゲン・水溶性コラーゲン)
・グリセリン
・プロテオグリカン(表示例:水溶性プロテオグリカン)
・アミノ酸(表示例:アルギニン・グリシン・グルタミン酸・リシン)
3-3.成分の記載順を確認する
化粧品は成分配合量が多いものから順番に表記され、1%以下の成分は順不同で表記するというルールがあります。
そのため、成分の配合量の割合がどのくらいあるのかの目安となるので、セラミドなどの保湿成分が記載されている順番を確認することをおすすめします。
3-4.美容液を取り入れる
効率的に保湿をするためには美容液を選んで取り入れることを重視するのをおすすめします。
美容液の役割は「肌に有用成分を与えること」です。
美容液には保湿成分などの有用成分を凝縮して配合しやすいと言われており、目的に合わせて取り入れると効率的に使えます。
そのため、乾燥肌にはセラミドなどの保湿成分が配合された美容液を選んで使うと、効率的に保湿をすることができるでしょう。
また保湿成分セラミドは油溶性で、油分を含んだ美容液に配合しやすいと言われているので、美容液を使って補うのがおすすめです。
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miarii編集部おすすめの保湿アイテム・炭酸美容液をご紹介します。
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肌ナチュール 炭酸美容液は、高濃度の炭酸が配合された保湿美容液です。
シュワシュワの炭酸泡が出てくるのが特徴的で、炭酸泡を指の腹で優しく全体になじませ両手で包み込むようにハンドプレスを繰り返すのがポイントです。
しばらくすると美容成分が角質層まで浸透し、肌が手に吸い付いてくる感覚があります。
セラミド1、3、6Ⅱやヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの保湿成分がたっぷりと配合されており、触り心地の良い潤いのあるハリ肌を実感できます。
さらに炭酸によって乾燥や古い角質などによってゴワゴワと硬くなった肌をやわらげ、なめらかな肌へと導いてくれます。
角質導入美容液と化粧水、保湿美容液という3つの魅力が1本に詰まっているので、乾燥による肌荒れにお悩みの方にぜひおすすめしたい保湿美容液です。
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4.乾燥による肌荒れを防ぐスキンケアポイント
乾燥による肌荒れを防ぐために、気をつけてほしいスキンケアポイントについて紹介します。
保湿をしっかりとおこなっているにも関わらず、乾燥が気になるという場合には普段おこなっているスキンケア方法が間違っているかもしれません。
この機会にスキンケア方法を改めて見直してみましょう!
4-1.クレンジング・洗顔を正しくおこなう
乾燥による肌荒れを防ぐためには、正しいクレンジングと洗顔をおこなうことが大切です。
ポイントをおさえて、正しいクレンジングと洗顔をマスターしましょう!
①事前に手を洗う
クレンジング・洗顔の前には手を洗い、清潔にすることが大切です。
手が汚れたままクレンジングや洗顔をおこなうと、クレンジング料や洗顔料の泡立ちが悪くなってしまいます。
また、雑菌がついたまま肌に触れると顔全体に広がり、肌悩みの原因となる場合もあります。
まずはハンドソープなどできちんと手を洗い、清潔にしてください。
②適量を使う
クレンジング料や洗顔料は使用量が少ないと、肌をゴシゴシとこすったり、きちんと役割を果たせず、汚れをしっかりと落とせなかったりする場合があります。
クレンジングや洗顔の役割を実感するためにも、必ずパッケージなどに記載されている適量を守ることが大切です。
③指先で優しくなじませる
クレンジング料や洗顔料をなじませるときにゴシゴシとこするのは控えましょう。
汚れを落とすためにゴシゴシと肌を強くこすると摩擦が生じ、乾燥などさまざまな肌荒れの原因となる可能性があります。
肌に触れるときにはゴシゴシとこするのではなく、やさしく指先でなじませるように意識することが大切です。
④ぬるま湯ですすぐ
クレンジングや洗顔を熱いお湯ですすぐと、肌に必要な水分や油分なども一緒に洗い流してしまい、乾燥をもたらす場合があります。
冷水ですすいだ場合にも、急激に肌が冷えることによって赤ら顔の原因となる場合があります。
クレンジングや洗顔は触ったときにぬるいなと感じる程度のぬるま湯(30~32度程度)ですすぎましょう。
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肌ナチュール炭酸クレンジングは、4000ppmという高濃度の炭酸を溶け込ませたクレンジングです。
肌になじませると炭酸泡がシュワシュワと美容液状に変化し、洗い上がりがしっとりとしているのでまるで美容液でクレンジングをしているような感覚を味わえます。
メイク汚れはもちろん、タンパク質に吸着するという炭酸の性質を活かして古い角質を落としやすくしてくれます。
そのため、ゴシゴシと肌をこすることなく、ハンドプレスで汚れをなじませて洗い落とせるので、余計な摩擦を減らすことができます。
さらに洗顔とクレンジングの役割を1本で果たしてくれるので、洗顔による物理的な肌への摩擦も減らすことができ、摩擦による乾燥を防ぐことが期待できます。
一度に洗顔とクレンジングができるので簡単に使えて忙しいときや疲れているときなどにも活躍し、おすすめです。
さらに吸着型ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分などもたっぷりと配合されているので洗い上がりの乾燥によるツッパリを防ぎ、しっとりとした潤い肌を実感できます。
日々のクレンジングでハリや潤いを感じられるので、乾燥や毛穴の黒ずみ、古い角質によるくすみなどの肌荒れが気になる方にぜひお試しいただきたいです。
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4-2.肌をゴシゴシと強くこすらない
スキンケアをするときに肌をゴシゴシと強くこすると皮膚に負担がかかり、乾燥による肌荒れなどの原因となる場合があります。
肌の角質層の厚さは0.02mmほどの薄さしかなくデリケートです。
肌に触れるときにはゴシゴシとこするのではなく、摩擦を起こさないようにやさしく触れるように意識することが大切です。
5.知っておきたい乾燥が気になるときのメイクのポイント
女性は肌が乾燥していると、メイクが崩れやすく気になってしまいますよね。
そんな乾燥が気になるときに知っておきたいメイクのポイントについてご紹介します。
5-1.メイク前は保湿をしっかりと!
乾燥が気になるときには、メイク前に化粧水や美容液などのスキンケアを使ってしっかりと保湿をするのがポイントです。
ファンデーションが崩れやすくなるという理由からメイクをする前は、美容液や乳液を控えるようにする方も多いようです。
しかしメイク前だからこそ、しっかりと保湿をすることによって日中の乾燥を防ぐことができ、乾燥によるメイク崩れも防ぐことができます。
ファンデーションの崩れが気になる方は、美容液や乳液などを使ったあと、しっかりとハンドプレスをして肌になじませ、10分ほど時間を置いてみましょう。
時間を置いてからファンデーションを塗ると、粉浮きせずにしっとりとした質感の肌に仕上げやすいです。
そのため、メイク前の保湿はしっかりとおこなうことをおすすめします。
5-2.日中乾燥が気になるときは美容液
エアコンや紫外線などによって肌の乾燥が気になるときには、美容液を使って保湿するのがポイントです。
セラミドなど保湿成分配合の美容液を手のひらに適量とり、乾燥が気になる部分を軽くトントンと押さえるようになじませます。
肌をゴシゴシとこするように美容液で保湿すると、メイクが崩れる原因となるので控えましょう。
お気に入りの美容液を1つポーチに入れて持ち歩いたり、会社のデスクなどに置いておくと、日中の乾燥もカバーすることができるので安心です。
6.まとめ
乾燥は、毛穴の黒ずみやニキビなどさまざまな肌荒れの原因となる可能性があります。
すこやかな肌を保つためには、スキンケアアイテムによる保湿と正しいスキンケア方法をおこなうことが重要です。
今回の記事を参考にして、ぜひ一度スキンケア方法を見直してみてください。
乾燥による肌荒れを防ぎ、誰もがあこがれる潤いに満ちたハリツヤ肌を目指しましょう!