「卵白洗顔ってなに?どんなメリットがあって、どうやってやるの?」と関心を持ってはいませんか?
話題の卵白洗顔ですが、肌に潤いを与えることをはじめ、たくさんのメリットがあるんです。
具体的にどうやるのか気になりますよね。
そこで今回は、卵白洗顔のやり方とそのメリットについて紹介します。
1.卵白洗顔とは?
卵白洗顔とは、洗顔料の代わりに卵の卵白のみを使って洗顔する美容法です。
卵の黄身と卵白を分け、洗顔料を使う代わりに卵白を肌になじませて顔を洗います。
卵白には化粧品にも配合されるような成分が含まれており、肌に潤いを与えてくれる嬉しい魅力があると言われています。
1日1個の卵で朝晩2回の洗顔ができるので、コスト面でも心配せずに実践できる美容方法です。
2.卵白洗顔のメリットって?
卵白洗顔で得られるメリットは4つあります。
①肌に潤いを与え、保湿してくれる
②汚れをしっかりと落としてくれる
③肌印象を明るくしてくれる
④肌を清潔に保つ
①肌に潤いを与え、保湿してくれる
卵白には「アルブミン」という成分が含まれています。
アルブミンは保湿に適している成分と言われ、肌に潤いを与えて乾燥をやわらげてくれるのです。
そのため、卵白洗顔後は、まるで保湿パックをした後のようなしっとりとした潤いを実感できます。
②汚れをしっかりと落としてくれる
卵白には、「レスチン」という汚れや余分な皮脂などに吸着し落としてくれる成分が含まれています。
市販のピーリング料を使った洗顔などに比べると及びませんが、卵白洗顔にはマイルドピーリング作用があると言われています。
そのため、気になる毛穴汚れや余分な皮脂なども、落としてくれることが期待できるでしょう。
③肌印象を明るくしてくれる
老化角質によるくすみの主な原因は、老化角質などがきちんとはがれ落ちずに肌に蓄積することだと言われています。
卵白には、老化角質を落としやすくする「硫黄」や「酸性のアミノ酸」などの成分が含まれています。
卵白洗顔をおこなうことで、老化角質によってゴワゴワと固くなった肌をやわらげ、くすみがちな肌印象を明るくしてくれる期待ができるでしょう。
また、肌がやわらぐことにより、洗顔後の化粧水や美容液なども角質層のすみずみまで浸透し、より潤いなどを実感できます。
④肌を清潔に保つ
卵白には「リゾチーム」という殺菌作用がある成分が含まれています。
そのため、ニキビや肌荒れの原因になりうる汚れなどを殺菌し、肌を清潔に保ってくれるでしょう。
3.卵白洗顔の実践方法
卵白洗顔の実践方法について紹介します。
簡単に取り入れられるので、ぜひ参考にしてみてください。
3-1.卵白洗顔の正しい方法
<用意するもの>
・新鮮な卵
・卵白を入れる容器
・ティースプーン
①新鮮な卵を黄身と卵白に分ける。(黄身は使用しません)
②肌に優しくなじませ、乳化させる
③ぬるま湯でしっかりと卵白を落とす
④優しくタオルで拭き、普段お使いの基礎化粧品でスキンケアする
①新鮮な卵を黄身と卵白に分ける。(黄身は使用しません)
新鮮な卵の先端部分をティースプーンなどで軽く叩き、ヒビをいれます。
ヒビを入れた部分をめくって取り除き、1cm程度の穴を開けます。
開けた穴から卵白のみを容器に流し入れて黄身と卵白を分けます。
余った黄身は料理などに使えば、食べることでも卵の栄養がとれるのでおすすめです。
このとき取り分けた卵白は必ず冷蔵庫で保管し、1日で使い切るようにしましょう
新鮮でない卵白を使うとかゆみなどが出てしまう場合があります。
卵が古いと卵白が濁っていたり、泡立っていることがあるので確認しましょう。
②卵白を肌に優しくなじませ、乳化させる
卵白を肌に優しくなじませるとプルンとした重たい感触からサラッとした軽い感触に変化します。
この変化がきちんと乳化されて、汚れが浮いて流してもいいというサインです。
サインが出るまでは肌を擦らず、優しく丁寧に卵白をなじませましょう。
③ぬるま湯でしっかりと卵白を落とす
水に近いぬるま湯(30度から32度程度)で丁寧に卵白を洗い流します。
お湯の温度が高いと卵白が固まってしまい、落としにくくなってしまうため、気を付けましょう。
④優しくタオルで拭き、普段お使いの基礎化粧品でスキンケアする
洗顔後は、優しく肌にポンポンとタオルをあてるように水分を拭き取ります。
卵白洗顔の後は、普段通りにお手持ちの化粧水や乳液などスキンケアアイテムでお手入れしましょう。
3-2.卵白洗顔のポイントと注意点
①パッチテストをおこなう
必ず二の腕の内側に卵白を少量塗り、かゆみや赤みなどが出ないか事前に確かめましょう。
かゆみや赤みなどの異常が見られた場合はお肌に合わない可能性が高いため、卵白洗顔を控えてください。
②クレンジングで先にメイクを落とす
卵白洗顔にクレンジングの役割はありません。
メイクをしている場合には、お手持ちのクレンジング料で卵白洗顔前にしっかりとメイクを落としておきましょう。
③新鮮な卵を使う
卵が古いと卵白が濁っていたり、泡立っていることがあります。
できるだけ購入して即日から2、3日程度のものがおすすめです
古い卵を使うと肌荒れなどを引起こす可能性があるので、しっかりと確認しましょう。
④卵は必ず1日で使い切る
朝使って残った卵白は、きちんと冷蔵庫内に保管して、夜の洗顔で使い切りましょう。
1個の卵で朝晩2回分の卵白洗顔を行うだけの量があります。
古くなった卵は肌荒れの原因になる可能性があるので、使用をおすすめできません。
⑤お湯の温度に気を付ける
卵白はタンパク質なので、温度の高いお湯で流すと固まってしまう場合があるので、水に近いぬるま湯ですすぎましょう。
洗い流す際も排水溝に卵白が固まって残ってしまう可能性があるので、パイプのお掃除を定期的におこなうことをおすすめします。
⑥長時間肌に乗せずに素早く洗い流す
肌に長時間乗せていると卵黄が固まり始め、乾燥もたらしてしまう場合があります。
素早く汚れとなじませて、できるだけ早く洗い流しましょう。
4.卵は食べる美容としてもおすすめ
卵には栄養がたっぷりあるので、キレイを目指すために食べる美容としてもおすすめです。
卵には肌をつくるタンパク質の他にも、肌の潤いを保ってくれるビタミンAなどお肌に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。
また、卵にはアミノ酸がふんだんに含まれているのですが、このアミノ酸は肌にハリを与えてくれるコラーゲンの主成分です。
そのため、卵を食べることでハリのあるもっちりした肌が期待できます。
このように卵にはお肌に嬉しい栄養素がたくさん含まれているのでぜひ余った黄身を効果的に活用し、食べる美容としても取り入れてみてはいかがでしょうか。
5.まとめ
卵白洗顔とは、洗顔料の代わりに卵の卵白を肌になじませて洗顔するという美容方法です。
卵白には、化粧品で使われているような美容成分も含まれているので、お肌に嬉しいメリットがたくさんあります。
気軽に取り入れられるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
さまざまな美容スキンケア方法やメイクを楽しみながら、女性があこがれるような素肌美人を目指しましょう!
この記事は2016年02月23日時点での情報となります。
また記事の内容には個人差がございますので、ご了承ください。
コメント